2013年4月21日日曜日

猫を飼い始めた頃

知人から「手伝いをお願いしたい」、と言われて、
承諾したことがありました。

その手伝いのために、別の知人の家に集まって
打ち合わせをすることになりました。

さて、訪問した家には、
その家庭で以前から飼われている猫と、
拾われてきた仔猫がいました。

僕はこの仔猫に一目惚れしました。

その家庭では、拾ってきた仔猫が来たことで、
以前から飼っている猫の様子が変わっていたので、
一緒に飼い続けることは難しいと考えていました。


そこで、私が里親になって引き取ることにしました。

私は両親と同居していますので、猫を自宅に連れて行く前に、
前もって母の同意を得ました。
しかし私と父はやや不仲だったため、父の同意を得ていませんでした。


実際に連れてきたまさにその時から父が嫌がるので、
猫は僕の部屋からは出さない、という条件が付きました。
餌もトイレも僕の部屋に置きました。

仔猫は狭いながらも、物であふれた僕の部屋の狭いところに潜り込んだりして
遊んでいました。


ところが、猫は期待通りにやってくれました。
トイレのしつけが不十分だったのか、僕の布団でおしっこをしていたのです。
しかし、その瞬間を私が見ていたのではないので、気がついていませんでした。


まだまだ慣れない猫との生活は、それなりに楽しんでいました。
あるときから、におうなー、くさいなー、と感じるようになりました。
それが何から臭ってくるのかがわかりませんでした。

ある日、布団を干そうと思って、掛け布団のカバーも洗濯するためにはがしました。
そうしたら、なんということでしょう、
掛け布団に無数のシミがあるではありませんか!

そうです、猫が僕の布団の上でおしっこをしていたのが、
ここでわかったのです。

母と相談した結果、この布団は捨てることにしました。

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今は、僕の布団でおしっこするようなことはなくなりました。
お昼には僕の部屋へ来て、僕の布団の上で昼寝をしています。

夜は、僕の部屋には入れないようにしています。
添い寝ができればいいのですが、
猫が起きていると、窓から外を覗くために室内を出入りします。
私の安眠の妨げになってしまうので、
猫には我慢してもらっています。

そのぶん、日中はかわいがっています。

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