知人から「手伝いをお願いしたい」、と言われて、
承諾したことがありました。
その手伝いのために、別の知人の家に集まって
打ち合わせをすることになりました。
さて、訪問した家には、
その家庭で以前から飼われている猫と、
拾われてきた仔猫がいました。
僕はこの仔猫に一目惚れしました。
その家庭では、拾ってきた仔猫が来たことで、
以前から飼っている猫の様子が変わっていたので、
一緒に飼い続けることは難しいと考えていました。
そこで、私が里親になって引き取ることにしました。
私は両親と同居していますので、猫を自宅に連れて行く前に、
前もって母の同意を得ました。
しかし私と父はやや不仲だったため、父の同意を得ていませんでした。
実際に連れてきたまさにその時から父が嫌がるので、
猫は僕の部屋からは出さない、という条件が付きました。
餌もトイレも僕の部屋に置きました。
仔猫は狭いながらも、物であふれた僕の部屋の狭いところに潜り込んだりして
遊んでいました。
ところが、猫は期待通りにやってくれました。
トイレのしつけが不十分だったのか、僕の布団でおしっこをしていたのです。
しかし、その瞬間を私が見ていたのではないので、気がついていませんでした。
まだまだ慣れない猫との生活は、それなりに楽しんでいました。
あるときから、におうなー、くさいなー、と感じるようになりました。
それが何から臭ってくるのかがわかりませんでした。
ある日、布団を干そうと思って、掛け布団のカバーも洗濯するためにはがしました。
そうしたら、なんということでしょう、
掛け布団に無数のシミがあるではありませんか!
そうです、猫が僕の布団の上でおしっこをしていたのが、
ここでわかったのです。
母と相談した結果、この布団は捨てることにしました。
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今は、僕の布団でおしっこするようなことはなくなりました。
お昼には僕の部屋へ来て、僕の布団の上で昼寝をしています。
夜は、僕の部屋には入れないようにしています。
添い寝ができればいいのですが、
猫が起きていると、窓から外を覗くために室内を出入りします。
私の安眠の妨げになってしまうので、
猫には我慢してもらっています。
そのぶん、日中はかわいがっています。
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