2014年8月9日土曜日

飼い猫と散歩したら甘えるようになった

ここ数年、飼い猫に感染症のワクチンを接種すると、副作用に悩まされていました。
顔などが赤く腫れ上がり、嘔吐を繰り返し、1週間程度苦しむのです。
ワクチン接種の数時間後に、再度獣医さんに見てもらうというパターンを2、3回くらい続けました。

苦しむ様子は見ていてあまりに気の毒でしたので、
ワクチン接種はやめることにしました。
獣医さんからは、他の猫との接触は避けるように言われました。

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それもあって、私個人は、飼い猫を外に出すことをためらっていました。

しかし、飼い猫は外に出たがります。ガラス戸や玄関の扉の前で鳴きます。
外に出さないと、機嫌を悪くしてトイレ以外の場所でおしっこをします。

敷地内の庭には、一般的なロープと散歩用リードを組み合わせて、
ある程度動けるようにして、繋いで外に出しています。
たまに他の猫が来るので、縄張り争いで喧嘩をします。


庭と反対側などは行動範囲ではありませんので、かなり出たがります。
自分の目で見て確かめたいのです。

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そこで、先週から私は、積極的に飼い猫と散歩するようにしています。
過去には手探りで散歩させることもありましたが、今回はわりと本格的です。
日が落ちて暗くなってからが、飼い猫の行動時間になります。

犬の散歩のように、決まったコースを素直に歩くことはしません。
比較的狭い範囲を行ったり来たりします。

他人のお宅の敷地内に入ろうとしたり、塀を上ろうとしたりします。
その場合は阻止します。
行動範囲を超えて行き過ぎる場合は、私が抱き上げて戻ります。

そのようなやや不自由をさせているかもしれない散歩ですが、
30~60分程度の間でさせてやるようになってから、
猫の気分が変わってきたようです。

屋内でしつこく鳴く回数が減りました。
私に甘える様子がうかがえます。
外に出してやる時間になると、出入り口の前で鳴かずに待っていることがあります。

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完全室内飼いで猫を飼っている方もいらっしゃるかもしれませんが、
私の猫は散歩好きな猫でした。

猫の気持ちが、また新しい面で把握できたように感じられます。

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