「憧れて」という表現は大げさですが、
私は、自動車を保有しない生活を考えていたときがあります。
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大学生の時に運転免許を取り、
親に中古車を買ってもらって乗るようになりました。
大学へは実家から鉄道を使っていましたが、
駅の近くに駐車場を借りて、自宅と駅の間は車で移動していました。
利用者減少で路線バスの本数が減り、
また、道路が混雑するなどで、バスの利用に不便を感じていました。
通学の一部を車移動することで、大学への通学が快適になりました。
それ以外に車に乗ることは少なめでした。
離れたところの花火大会へ行ったことがあったくらいです。
あとは、アルバイトで車移動することがありました。
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大学卒業後の就職に合わせて、都市部に引っ越しました。
公共交通機関での移動が大変便利な場所に部屋を借りましたので、
日常生活の中では、車は必要ありませんでした。
ただ、卒業直前に交通事故に遭い、中古車ですがまだ買い換えたばかりでした。
両親の意向もくみ取り、一人暮らしのアパートに駐車場を借りて
車を置いておきました。
生活に支障はなかったものの、駐車場を借りるための代金が高くて、
今思えば勿体なかったと思います。
ただ、離れた場所へ遊びに出かけることを考えると、
車があったおかげで行動範囲は広くて、車があって便利でした。
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当時就労中に体調を崩して、やむなく退職、
実家へ戻って療養生活を送ることになりました。
実家近くにはバス停はありますが、鉄道の駅までの路線が1本あるだけです。
お店も徒歩圏内に少なく、買い物の荷物も考えると、
日用品や食料品を買いに出かけるには必ず車が必要です。
残念ながら、徒歩圏内にコンビニもありません。
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私が自動車を好きになれないのは、やはり交通事故のリスクが高いことです。
事故に遭うのも困りますが、自分で事故を起こして怪我をさせてしまっては申し訳ないことです。
自宅の近くでは、住宅地であるにもかかわらず、
速度を落とさずに交差点を通過する人たちがたくさんいらっしゃいます。
実際に出会い頭の事故を目撃したこともあります。
小学校が近くにあり、法定速度40キロの標識があるにもかかわらず、
守らない方がたくさんいらっしゃいます。
歩行者として歩いている脇を車が通ると、やはり怖いと感じます。
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近年は、高齢者の自動車事故が大変多いです。
コンビニの駐車場で、アクセルとブレーキを踏み間違えて、
店の建物へ車で突っ込んでしまうのが印象的です。
自動車の維持費も高いですね。
自動車を持っていなければ、自動車の維持にかかるお金を
別の目的で有効利用できるのではないか、と考えることもあります。
私自身が、今後年齢を重ねて行くにあたって、
自動車社会がどう変わっていくのか、注目していきたいです。
また、私が自動車の運転をいつまで続けるのか、よく考えていきます。
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