前に勤めていた会社で、確定拠出年金が導入されていました。
会社が給与の一部として支払ってくれたお金ですが、
60歳からしか受け取ることができません。
その期間、決められた金額の中で、株などを運用して、
自分で増やしたりすることもできますよ、という制度です。
しかしながら、私は運用が下手でしたので、
資産が拠出額よりマイナスになってしまいました。
その会社を、私は病気退職しました。
当時は、自分の意志で生活に関わる重要な判断が困難な状況でした。
その状況で調べ物をした結果、確定拠出年金は「企業型」から「個人型」へ
移行することができると知りました。
そもそも制度自体をあまり理解できていませんでしたので、
名前のわかる金融機関を利用して、
個人型の確定拠出年金を始めました。
ところが、60歳になる前に、
資産が0円になることがわかりました。
現在の私では、確定拠出年金を導入している企業に就労できる可能性がありません。
また、運用も下手ですので、現在のまま継続しても増やすことができないと思われます。
資産の売買をしなくても、金融機関に手数料をとられます。
仮に1ヶ月440円とした場合、
1年間で5,280円、
20年間で105,600円になります。
普通預金タイプの資産のままだと、手数料だけで、
私の確定拠出年金は0円になってしまいます。
本来なら60歳になってから年金として受け取れるはずの、
私自身のお金です。
長生きしても、幸せにはなれなさそうです。
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