こんな話をしました。
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私「仕事でパソコンを使っているようですが、未だにWindows XPを使っているのですね。
公式サポートが終了するので、新しいWindowsに変えた方がいいと思いますよ。」
Aさん「以前使っていた会社のソフトがWindows Vistaに対応していなかったので、Windows XPにダウングレードして使っている。今でも会社側はわかっているはずだが、XPをやめろという指示はない。だからXPのパソコンを新しくする意味がわからない」
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Aさんは、仕事でパソコンを使っています。
ある時にノートパソコンを購入しましたが、
当時販売されていた Windows Vista搭載のパソコンでは、
会社が支給していたソフトが対応していなかったそうです。
パソコンの販売店やメーカーに問い合わせて、
Windows XPにダウングレードした状態で購入したそうです。
Windows XP のサポートを終了することをマイクロソフトが公式に発表しています。
サポート終了後も使い続ければ、Windows XPはマルウェアに感染しやすくなるでしょう。
様々な問題が発生することが予想されます。
しかしAさんは、
会社が支給していたソフトがXPにしか対応していなくて、
それに合わせてパソコンを買ったのだから、
会社が何も言ってこないから問題はないと思っている、と話します。
「保険の切れた車に乗っているようなものですよ」
と、賢いなと思った表現を使っても説得はできませんでした。
それほど会社を信用しているのか、責任転嫁しているのかわかりませんが、
問題がないとは言えないでしょう。
会社が何も言わないから、顧客情報が流れてしまうなどの問題が発生しても、
Aさんには責任はないと言えるのでしょうか?
しかしながら、Aさんはその会社の正社員ではありませんので、
パソコンを買い換えるとなると費用の負担はどうなるのでしょうか?
いろいろと事情があるようですが、Aさんの手で問題を発生させて欲しくないと、
ただただ心配するばかりです。
しかしながら、Aさんがプライベートで使用しているパソコンもWindows XPのようです。
遠隔操作ウィルスで誤認逮捕者が続出するなど、
パソコンやインターネットのセキュリティ問題について大きく報じられても、
自分のパソコンがどうなるかなんて、あまり関心がないのでしょうね。
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