2013年9月29日日曜日

できる上司の部下は育たない

時給800円のアルバイトであっても、
若手の平社員であっても、
ベテランの部長であっても、
それぞれに役割があると思います。

年齢も給与も雇用のされ方も異なる人材が集まって、
プロジェクトを作ってお仕事していることと思いますが、

上司が優秀すぎると、部下は育たないことがあると、
私が感じたことについて書きます。



ごく一般的に考えると、プロジェクトリーダーが指示を出して、
部下であるメンバーが実際に作業します。
作業に問題点があれば、リーダーが改善指導します。

未熟な部下は、上司の指導を受けることで学んで、
仕事の技術を高めていくことになります。
上司には指導する能力が必要になるでしょう。



ところが、指導する能力はないけれども、
実践で成果を出して高評価を受けるような人が、
リーダーに抜擢されることがあると思います。

そのリーダーはこう思うかもしれません。

部下がやった仕事に誤りがあった。
訂正させる必要があるのだが、部下の覚えが悪いから、
私が空き時間に作業してしまおう。

成果を出せる優秀なリーダーにとっては、
覚えが悪い部下を指導するよりも、
自分でやってしまった方が、時間もかからず楽ちんなのです。



覚えが悪い部下は、指導を受けません。
指導を受けないため、お仕事を十分に理解できないかもしれません。
そのため、覚えが悪い、できが悪いと言われ続けます。

部下も成果を出そうと踏ん張るかもしれませんが、
毎回誤りを出し、その誤りは上司の手で修正されるのです。
「誤り」の基準は、上司の頭の中に隠されて出てこないのです。
部下には何が「誤り」なのか、わからないままなのです。


この場合、上司からは
仕事の指示を部下に出すことが無駄に見えます。
部下も自分の仕事がいつまでたっても評価されず、
仕事にやりがいを感じられません。



人材を育てたくないのなら、
ワンマンショーで頑張ってください、と部下は思うのでした。
部下は上司から離れていきます。
上司も「覚えの悪い」部下がいなくなり、仕事も楽ちんになることでしょう。

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