時給800円のアルバイトであっても、
若手の平社員であっても、
ベテランの部長であっても、
それぞれに役割があると思います。
年齢も給与も雇用のされ方も異なる人材が集まって、
プロジェクトを作ってお仕事していることと思いますが、
上司が優秀すぎると、部下は育たないことがあると、
私が感じたことについて書きます。
ごく一般的に考えると、プロジェクトリーダーが指示を出して、
部下であるメンバーが実際に作業します。
作業に問題点があれば、リーダーが改善指導します。
未熟な部下は、上司の指導を受けることで学んで、
仕事の技術を高めていくことになります。
上司には指導する能力が必要になるでしょう。
ところが、指導する能力はないけれども、
実践で成果を出して高評価を受けるような人が、
リーダーに抜擢されることがあると思います。
そのリーダーはこう思うかもしれません。
部下がやった仕事に誤りがあった。
訂正させる必要があるのだが、部下の覚えが悪いから、
私が空き時間に作業してしまおう。
成果を出せる優秀なリーダーにとっては、
覚えが悪い部下を指導するよりも、
自分でやってしまった方が、時間もかからず楽ちんなのです。
覚えが悪い部下は、指導を受けません。
指導を受けないため、お仕事を十分に理解できないかもしれません。
そのため、覚えが悪い、できが悪いと言われ続けます。
部下も成果を出そうと踏ん張るかもしれませんが、
毎回誤りを出し、その誤りは上司の手で修正されるのです。
「誤り」の基準は、上司の頭の中に隠されて出てこないのです。
部下には何が「誤り」なのか、わからないままなのです。
この場合、上司からは
仕事の指示を部下に出すことが無駄に見えます。
部下も自分の仕事がいつまでたっても評価されず、
仕事にやりがいを感じられません。
人材を育てたくないのなら、
ワンマンショーで頑張ってください、と部下は思うのでした。
部下は上司から離れていきます。
上司も「覚えの悪い」部下がいなくなり、仕事も楽ちんになることでしょう。
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